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45年振りの大雪に思う~おもてなしの心での除雪 【長屋勝彦】

2014/02/09
長屋 勝彦

2月8日は45年ぶりの大雪で東京も27㎝の積雪となった。当日は月1回開催する研究会の定例会であったが中止となった。お蔭で翌日の日曜日に予定していたクライアントへの報告書の作成に時間を費やすことができたが、土、日と2日に亘り除雪作業をすることとなった。

 

雪は未明から降り始めたが除雪に当たり作業を楽にするために融雪剤を道路に撒いた。その道路を隔てた真向いの家は南に面し、その家の住人は昼間の日照により自然に雪が融けると思い、これまで除雪をしたことがない。その道路の除雪はその住人と共同ですればよいがこれまで共同で除雪したことはない。今回も、その人は、自然の融雪に期待する思い、その家の塀から若干離れたところまで融雪剤を撒いた。

 

積雪が数センチとなったところで1回目の融雪をした。融雪剤をまいていないところと比較すると積雪量は明らかに少なかった。除雪は農作業に慣れているのかそんなに疲れるものではなかった。1回目の除雪後再度融雪剤を撒いた。

 

午後になり積雪が数センチに達したところで2回目の除雪をした。吹雪の中での作業であったが、夜半にかけて積雪が更に増えると考え、雪がなくなるまで完全に除雪した。今回も作業後、除雪剤を撒いた。

 

翌朝、雪はやんでいたが、3回目の除雪をした。融雪剤を撒いた道路の積雪は数センチ程度であったが、除雪剤を撒いていない場所は30センチ程度であり、融雪剤の効果は大きかった。

 

融雪剤の成分は塩化カルシウムで、塩害という意味では環境に優しいものとは言えないが、今回の除雪作業は雪の中を歩行する人、運行する車のことを考え、人や車の行き来に支障のないところまで除雪するという気になり、実行したことは自分自身にとって意味があった。

 

それは、前日、理髪店の経営者と良質のサービスを提供するためのおもてなし研修についての話しが頭をよぎったのかもしれない。今は後の人のことを考え行動できたことに満足している。

以上

 

 

 

 

 

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