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心を暖かくする仕事をしたい

2015/09/07
岩本 亨

いささか言葉遊びのようで恐縮ではあるが、「中小企業診断士」の呼称について感じていることを少々書いてみたい。

中小企業診断士は国家資格で、中小企業支援法により「中小企業の経営診断の業務に従事する者」とされている。中小企業の経営状況を診断する、「医者のような存在」とするとイメージしやすいかもしれない。

個人的には「企業を診断するということ自体が僭越ではないか?」との思いがあるが、公的支援等では必要条件になっていたりするので仕方ないとも考えている。

私は個人メールのユーザー名は「心暖士 岩本 亨」である。中小企業の経営者の心を暖かくできるようにとの思いを込めてのことだ。資格名が「診断士」なので、このユーザー名「心暖士」を使い始めた直後には何人もの人から「間違っていませんか?」とお気遣いをいただき恐縮してしまった。個人的には結構気に入っている。自分自身が実際に中小企業の支援をして、経営改善が実現でき、その会社の雰囲気を暖かくできると良いと思っている。

同じような考えをする人が身近にいることを先日知った。彼は「心弾士」を目指している。中小企業診断士でコーチングの専門家でもあるM氏は「自分が係ることで、相手の心が弾むような存在になりたい」と熱く語っていた。共感を覚えた。

「暖」でも「弾」でもプラスの方向である。これが間違っても「心断士」にならないよう、活動していきたいと考えている。