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段取りの〝段〟はどこの〝段〟?

2015/08/03
岩本 亨

先日、新聞を読んでいて、何気なく書籍の広告を見て驚いた。前職の㈱リクルート勤務時代にお世話になったコピーライターの荒田雅之氏と大和ハウス工業総合技術研究所との共著、新潮新書の「段取りの〝段〟はどこの〝段〟? 住まいの語源楽」の広告があったのだ。

10年近くもお会いしていなかったが、携帯のショートメールを送ってみると、程なく返信があった。会食をすることになり、久しぶりにお会いした。10年経ったとはいえ、仕事で苦労した共通経験を持っていることと、同い年であることとで、二人だけの同窓会のようだった。

私も独立して10年、荒田氏も社員ライターから独立して同じくらい。「一緒に仕事をしたい」という共通認識で盛り上がった。愉快な一夜だった。

広告を見つけてすぐに書店でこの本を購入したものの、数ページめくっただけで、興味深い内容だと思ったものの、時間が無くて読めなかった。会った後で、読んでみると「几帳面」の面、沽券にかかわるの「沽券」、堂に入るの「堂」・・・。なるほどそうだったのか!と目からうろこのネタが満載だった。

日常会話の小ネタとしても使える、おススメの本です。