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持つべきものは人脈 【岩本 亨】

2015/02/02
岩本 亨

先月中旬、東海地方出張の全アポイントが完了し、名古屋駅に到着した時に、「岩本、久しぶり!」と声を掛けてくれた人がいた。リクルート勤務時代の同期のM君だった。彼の乗る予定の電車の時間が迫っていたため、その場で名刺交換をして、改めて会うことにした。メールで日程調整し、先日会った。

近況を報告し合い、当社(SKK:合同会社産業経営研究所)で「営業力強化研修」を企画していることを話した。彼自身も10年ほど前に独立してコンサルティング会社を経営しており、コンサルの主テーマは「営業」。既に70社強の支援実績を持ち、顧問先も10社弱持って忙しく活躍している様子だった。

顧問先の一つで、営業関連の講師を探しているとのことで、当社のネットワークで適任者がいれば対応できると伝えたところ、「是非お願いしたい」との答えだった。候補になりそうな人の説明をしたところ、F氏が適任ではないかということになり、面談のセッティングをした。

私も「営業支援」をサービスメニューの一つにしている。新規の営業活動は、対象を絞り込み、電話やメールでアプローチし、訪問してお話ししながら信頼関係を構築し、サービスや商品の説明をして、受注につなげる。大まかにいうと、こんな流れだ。今回のケースは既に信頼関係のある人が対象だったため、話がスムーズに進んでいる。改めて人脈の大切さを感じている次第である。

M君は、独自では社員教育の実施が難しい中小企業のために、教育サービスを提供できないか検討しているという。協力することで、少しでも日本の中小企業の発展に貢献できるのであれば、中小企業診断士として喜ばしい限りである。