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創造空間に遊ぶ~竹生島参詣~ 【長屋勝彦】

2014/06/09
長屋 勝彦

 沼津で仕事をした。翌日の午後から鯖江に行くことになっていた。翌日午前中はブランクとなるので、沼津で仕事を終えたら東京に戻ることも考えたが、その足で彦根に泊まることにした。彦根に泊るのは大学受験の時であり半世紀振りということになる。

 彦根といえば、彦根城であるが半日を彦根城で過ごすことは退屈すぎるので竹生島に行き竹生島神社(正しくは都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)という)に参詣することにした。都久夫須麻神社は日本書紀にもあるが、雄略天皇3年に浅井姫命を祀る小祠が建てられたのが創建と伝えられる。

 竹生島といえば、NHK大河ドラマ軍師官兵衛の中で織田信長の与力として付属された豊富秀吉の軍師竹中半兵衛も信仰した島であり、半兵衛と竹生島の関係を紹介する記念展示「軍師竹中半兵衛も信仰した竹生島」が開かれていたので見学した。展覧会には竹生島を参詣した織田信長、豊臣秀吉の絵画が展示されていたが色あせることなく鮮やか色映えであった。係の方にこの絵画の書かれた年代を聞いたが参拝当時の絵画であるということであった。

 竹生島は昔の面影がそのまま残っており、当時にタイムスリップしたような気持ちになった。自分にとって竹生島といえば、学生時代謡曲クラブで唸っていた時先輩から指導を受けた曲であり、当時のことが目に浮かび懐かしく思った。

 旅行をしているとこれまで過ごしてきたことが懐かしく偲ばれるが、旅行中も今の仕事について考える。沼津の仕事をどのようにして他企業とのコンソーシアムを作り発展させるのか、鯖江の会社の行く先はということが頭をよぎる。

 大阪時代に世話になった得意先の先輩は創造空間という会社を作り東南アジア関係の仕事をしている。何故、その会社が創造空間か今度会ったら聞いてみようと思う。今の自分にとって、旅をし、旅先で思考することが創造空間かと思う。又、中小企業の軍師として、顧問先の企業を一流企業に育てるのも意味があるかとも思い竹生島を後にした。
                                                                                                         以上

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