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私の読書習慣  【吉田健司】

2015/04/27
吉田 健司

最近読んだ新聞に書いてあったことだが、幼少期の読書習慣は子どもにとって大事らしい。自分の幼少期の読書習慣は覚えていないが、私は読書をして落ち着いた時間を過ごすのが好きである。
私は、年間1,000時間の読書を10年以上続けている。これまで機会があるたびに意識して年間1,000時間を口にしてきたが、多くの場合驚かれる。だが、1週間にすれば20時間である。この20時間を、会社に行く月曜日から金曜日で10時間、休日の土曜日・日曜日で10時間にわけて目標時間としていた。
目標達成の目安は、月から金は1日2時間、土日は1日5時間である。月から金は通勤時間を利用して往復1時間30分、昼の休憩時間に30分、帰宅後30分から1時間30分を基準時間としておくことで、仕事の都合や飲み会など毎日同じ時間は確保できなくとも、5日間で平均10時間は達成できる。
休日は、たとえば夕方までに3時間、夕食後就寝までに2時間と、1日のうち5時間をどこで確保するか決めておくことで、毎週末に時間の確保ができなくても、祝日、夏季休暇、正月休みなどでカバーできるので、週末で平均10時間は達成できる。
会社を定年退職した現在は、仕事などで外出する日、自宅で仕事をする日、読書を優先させる日にわけて、それぞれに読書時間を確保している。外出する日は移動時間をなるべく読書時間にあてる。自宅で仕事する日は、2時間から3時間の読書時間を含めてスケジュールを組む。読書の優先日は8時間を基本時間としてその日の過ごし方を決める。
ただ読書時間の長短は問題ではない。1日24時間と限りのある時間の使い方は人それぞれである。自分の自由になる時間を増やす工夫をすること、継続的に読書をする習慣を持つことが大切だと思う。

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