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現場重視の研修・セミナーについてのこだわり 【岩本 亨】

2014/08/09
岩本 亨

昨日(平成2688日)、米子商工会議所で「担当者の仕事の仕方を変える!リーダーのための日常業務改善研修」の講師を務めた。昨年2月には同会議所で主に経営者を対象にした「事例に学ぶ!!失敗企業と成功企業の分岐点」セミナーの講師を務めている。前者は弊社(合同会社産業経営研究所)として、後者は、私自身が組合員でもあるCRC(企業再建・承継コンサルタント協同組合)山陰推進局として受託したものである。


一見、関連性の薄いテーマと思われるかもしれないが、実は共通点がある。それは、現場の活動をベースに内容を構成していること。現場を理解せずに、理論のみを講義することもできる。しかし、それだと知的好奇心を満たすことはできても、具体的にどのように仕事に活かせば良いのかが分かりにくい。

 

昨日のようなノウハウ習得を目的とする研修では、ツールの活用を体験することにこだわっている。改善のためのツールを、理論的に説明してもほとんど仕事で使えないのではないだろうか。明日の仕事からすぐに活用するためには、中途半端な状態でも使ってみることが大事だと信じている。それを職場で試してみて、何度も使っていくうちに、活用スキルも上がり、身に付いていくものだと思う。

 

取り上げる事例は、日常に現場で良く起こること。または身近でイメージしやすいこと。短時間に体験しようとするので、消化不良になってしまう場合もあるかもしれないが、それでも使ってみることが、明日からの活用につながると考えている。