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研修講師をすると思うこと 【岩本 亨】

2011/10/03
岩本 亨

42歳の時、独立開業して7年目になった。会社を立ち上げてからも、もうすぐ丸4年である。

独立前は19年間サラリーマンをしていた。社員教育の一環で、様々な研修を受講した。

弊社のサービスの一つに「研修の企画・運営」がある。私自身、講師として登壇することが年に20回程度ある。

研修を受ける立場と講師の立場を両方経験して思うことがある。

 

講師をしていると、受講される方々の反応が気になる。きちんと理解できているだろうか? 講師としての自分の説明は、分かりやすいだろうか? 研修で修得したことを、明日から仕事に活かしてもらえるだろうか?・・・等々。

サラリーマン時代、研修を受講している時、講師がそのようなことを考えていようとは思いもよらなかった。そんなことよりも研修が始まる前から「早く研修が終わらないか・・・」と不謹慎なことを考えていた。

 

立場が変わればこのようなものかもしれない。いつも研修の冒頭に受講生の方々に申し上げるのは「せっかく時間を使って受講するのだから、明日から使える何かを修得して帰って下さい」ということ。

 

私自身の講師としての思いは、受講される方々が仕事に使えるように、実践的な知識やスキルを提供することにこだわり続けたいということである。ちいさな思いかもしれないが、その積み重ねが重要だと思っている。

以上

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