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孫の成長を実感した出来事 吉田健司

2017/12/25
吉田 健司

小学六年生の孫が冬休みに入り、今年も泊まりに来た。そして、いつものように「通知表(あゆみ)」の内容を私に報告にきた。通知表を見ながら孫と短い言葉を交わす時間を、私はとても楽しみにしている。

今回はちょっとした驚きがあった。
通知表の項目の一つに「総合的な学習の時間の記録」がある。テーマは、「12才のハローワーク」で、先生のコメント欄には、経営コンサルタントに興味を持ってインターネットや本を使って調べたこと、働くことを考えるきっかけとなったことなどが書かれていた。
私の知っている孫の日常からして、「経営コンサルタント」に興味を持つということは少し意外であった。

私が経営コンサルタントの仕事をしていると話すと、「え、本当?」と、とても驚いた様子であった。私の名刺や写真付きの会社のパンフレットなどを見せると、しばらく見入っていたが、「中小企業診断士の資格を持っているの?」と質問されたので、今度は私が驚いた。
中小企業診断士を知っているのかと尋ねたところ、「調べたものに載っていた」と返ってきた。外見からではなく、孫の成長を実感できた出来事であった。

小学生のときに、仕事に対する自己イメージを考える学習をしていることにも少し驚いた。
と同時に、生涯問い続けるであろう、シャイン博士の3つの問いを思い出した。
「自分にできることは何か?」
「自分は何をやりたいのか?」
「自分は何をやることに価値を感じるか?」

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