ブログ » 人材育成二人の恩師からの挨拶状 【岩本 亨】

二人の恩師からの挨拶状 【岩本 亨】

2013/05/06
岩本 亨

先月、二通の定年退職の挨拶状が届いた。いずれも高校時代の恩師からのものだった。一人は剣道部の顧問として3年間ご指導いただいたI先生、もう一人は高校2・3年生の副担任としてお世話になったH先生である。 お二方の文章ともに38年間の勤務を振り返り、赴任先それぞれでの経験や印象を一文章に集約してコメントされている。積み重ねてこられた「各職場での仕事」についての強い思いが伝わってくる。挨拶状は一読してそのままということがほとんどだが、この二通は何回も読み返した。

私の母校は島根県立川本高校である。I先生は「昭和五十年邑智郡の伝統校である川本高校を振り出しに、・・・」と、H先生は「諸先輩の熱い指導に鍛えられた川本高校時代・・・」とコメントされている。今は統合されて島根中央高校になってしまった。

過疎地の山に囲まれた、普通科3クラス/商業科2クラスの全校生徒600名程度の小さな高校だった。 2・3年に進学クラスが1クラスあり、40名ほどが大学受験目指して勉強していた。まわりに進学予備校など全くなかった。若い先生中心に(多分自主的に、無報酬で)、朝7:50~始業までと放課後のそれぞれ1時間程度を使い、受験勉強のための補習授業をしていただいた。時間外勤務であるにもかかわらず、本当に熱い授業だった。私自身、そのおかげで大学に現役合格できたと今でも感謝している。

私も社会人になって28年が過ぎた。19年間会社員生活を送り、その後独立して9年目を迎えている。10年後私もこの二先生のように、自分のしてきた仕事を振り返って、「本当に良かった!」とコメントできるよう努力していかなければと強く思った。

既に独立しているので私に定年退職はないが、社会貢献できる限りは活動し続けたい。そのためにもビジョンを明確にして、迷った時にそこに戻って考えられるようにしなければと、思いを新たにした。

I先生、H先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。38年間お疲れ様でした。

カテゴリー:  人材育成, 岩本, 岩本亨